2015/08/31

Dear our baby, Aya|永眠

8月29日(土)20:45
Ayaさん永眠しました。


とりとめなく、乱文駄文に
なるかもしれません。

とにかく今書けるだけ、
精一杯書いてみます。


*****

28日(金)の夜。
ここ最近続いていた、激しい呼吸困難を
少しでも和らげるため
処方してもらった気管支拡張剤を与えま
したが、何故かAyaには全く効かず、
それどころか時間が経つにつれ症状は更に
悪化。

鼻出血、吐血、歯茎出血、嘔吐を繰り返し、
気管の奥からはヒューゴロゴロと溜まった
出血の音が鳴り止まず、それは何度拭っても
拭っても湧き出て来て、
Ayaさんは水から出された金魚のように、
空気を求めてもがいていました。


病院にも連絡はしましたが、
かといって彼女を動かしたり運んだり出来る
状態ではなく、
もういつお別れになるやもしれないと
私達は泣き叫んだり、祈ったり、抱きしめたり、
さすったり、名前を何度も呼んで

もう逝っていいよ、
これ以上がんばらなくていいよ、
誰か!彼女を迎えに来て下さい。
それで彼女が楽になるんだったら
もう二度と会えないとしても構わないから、
助けてやって下さい!


ーその後Ayaの戦いは、
翌朝の10時頃まで続きました。

朦朧としていた意識は、
日が高くなるとともに呼びかけに瞳を
動かしたり、喉の奥の音が少し小さく
なって、
地獄のような時間を戦い抜いた、
束の間の休息をやっと勝ち取りました。

でもそれは、呼吸に限ってで

出血や水のような嘔吐は止まる事なく、
初めてシーツの上にお漏らししました。

やっとプライドを捨てて、
寝たままおしっこしてくれたことに
思いっきり褒めてあげました。

今、病院に連れて行きモルヒネを投与して
もらったとして、もしそれが…

モルヒネの30倍の鎮痛作用があると言われる
レペタンすら、何故かAyaの体質にマッチせず
彼女の苦痛を和らげることが出来なかった。

今晩、もしモルヒネが効かなければ…?

Ayaをまたあの地獄に突き落とすの?
あるいは、もっと凄まじい領域の痛みに
追い込んでしまうかもしれない。



私達夫婦は、徹夜の看病の中話し合いの末
29日のこの日に、
彼女の安楽死を決断しました。



お昼過ぎに先生から電話を頂いた際、
私達の決断を、夫が告げてくれました。

ーそれが私達が望む事ならー

先生はそう言ったそうです。
今晩の最終の患者として、
病院にきてください、と。

電話のあと、
ほんの数時間の休息は、また終わりを告げ
Ayaさんにとって再び苦しい時間がやって
きました。

徐々に徐々に、また荒くなっていく呼吸。
開いていく口の歯の間からは出血が滲ん
でいました。

私の眼をじっとみつめて、
何かが欲しいと口をむにゃむにゃしました。

(お水が欲しいんだ)

小さなシリンジに冷たい水を入れて
Ayaさんの口先にポタポタと落とすと、
そのドロップを…
まるで赤ちゃんがおっぱいを飲むように
息の合間合間に飲んでくれました。

歯茎はミルク色。水を舐める舌は赤黒く。

それでも一生懸命
水をせがんで飲むAyaさんに…本当に
私達の決断は間違っていないのか…
何度も心が揺らぎ、そして打ち消し。

やっぱりやめよう?
ここにいて欲しいよ!
どんな状態でも…Ayaさんに逝って
欲しくない!という気持ちが止まらない。


私達が望むなら例えどんな苦しみにも
ずっと、そして何度でも挑んで
そばにいようとしてくれるであろう
Ayaさん。

「もうここにいちゃだめ。もう逝きなさい。」

それを言えるのもまた
私達しかいないという気持ちで、
拳を握りしめていました。



この日の出発までの時間は

これまでの人生の中で

一番長く、辛い時間だったかも知れない。

***

18:30、出発の時間が来ました。


Minca、Bono、JoJoに

「Ayaちゃん、いってらっしゃい。
 気を付けてと言ってあげ?」

犬たちは、なんのことだかわかっていません。
そういうもんなんです。

ごめんね三匹、ここで待っててね。
あとでAyaの魂と一緒に帰って来るからね。

***

夫の運転で出発しました。

私は、Ayaのベッドに一緒に横になって
行きました。ゼーゼーハーハがひどい。
もしかしたら、
道中にも逝ってしまうかも知れない。


Ayaさん、ごめん。
こんな形になってしまったこと、
許して

Ayaさんは、
車の中でも何度も水をせがみました。
水を舐めるAyaさんは本当に赤ん坊の
ようで…
愛おしくて、愛おしくて

頭かおかしくなりそうな今のこの状況
心が壊れてしまいそうでした。


病院つく前に、
コンビニの駐車場に停めた夫。

約束の時間が迫る中、
そこでまた私達はこの決断が本当に
正しいのか、外で話を始めました。

Ayaさんが気になってドアを開けて
外を見せると、
あの大きな瞳に夜の街の光が反射して
そのキラキラ無垢な瞳で
じっと私達を見つめました。

片時も独りになりたくない。
片時も私から目を反らさないで。

そう言われているような気がしました。

***

約束の時間を少し過ぎて
病院の駐車場に着きAyaさんをカートに
乗せると、急にグイーッと頭を持ち上げて
目の前に茂る大きな木をじっと食い入るよう
に見つめました。

冷たくなってきた風。揺れる葉っぱ。
鼻をクンクンと匂いをかぎ出しました。

あれ?
Ayaさんの呼吸困難がおさまっている事に
気がつきました。

この平穏な時間は、ずーっと私達のお願い
を聞いてくれなかった神様が
やっと与えてくれた時間。

呼ばれるまでずっとずっと、
彼女から目を離しませんでした。

***

最後の患者の順番になりました。



この時ばかりは先生の言葉、
覚えていません。思い出せません。

おそらくおっとこまえ先生のこと。
ずっとやさしく、そしておだやかに、
私達とAyaを最大限に労う言葉を
掛けて下さっていたんだと思います。
その場には私達以外に
これまでお世話になった看護婦さん達
全員もいて下さいました。


私がAyaさんの手を正面から握り、
夫はAyaさんを背中からやさしく抱きしめて、

見届けるからね。絶対に目を離さないからね。

最期のその瞬間まで、まっすぐに
Ayaさんと見つめあう事ができました。

一瞬のようだったし、
一生のようだったこの時間。

あんなに早く激しかったAyaさんの息や鼓動が
すーっとフェイドアウト。とっても穏やかに
微塵の痛みも苦しみも無く、目の中の光だけが
すっと消えていきました。

Ayaさんは、通常の4分の1程の量の注射の
時点で、すでに心停止したそうです。
そんなボロボロの身体になるいままで、
ずっとずっと踏ん張って来てくれたんだ。

いい大人二人、悲鳴のような泣き声を
あげてしまいました。

そしたら外が突然大雨になって、

先生が、せっかくキレイなAyaがびしょ濡れに
なるといかんから、早く行きなさい。
早く家に連れて帰ってあげなさい。

と、お金も取らないで見送って、
全員でずっとずっと頭を深く下げて
見送って下さいました。

***

帰りの車の中はもう
Ayaさんの激しい息づかいがもう聞こえない
から、彼女がほんとうにあの苦しみから解放
されたんだと。
そして本当に逝っちゃったんだと。


先生の言う通り、末期肺癌の亡骸は急がない
とヒドいことになってしまう。

一刻も早く家に戻り二人でキレイにお化粧
処理をしてあげよう。

*****

家に戻り、
Ayaさんをいつもの定位置のリビング真ん中に
横たわらせた。

素人ながらにこんな時の為に、少しずつ備えて
置いた知識で亡骸の処理を行い、
その後二人で体中を丁寧に拭き、乾かし、
気高いAyaさんにぴったりのいい香りのオイルを
纏わせ、ブラッシングをしました。


一通り終わって二人でAyaの隣に座ると
まるで今にも目を覚ましそうな
どこまでも優しく美しいAyaが、そこに横たわっ
ていました。

身体が息で激しく上下しないAyaさんを
こうして眺めるのは本当に久しぶりだ。

もちろん、
やせ細ってしまってはいたけど、

体中に飛び出した腫瘍の塊は、
今は身体の中にすっと収まってくれて
それが逆にAyaのやせ細った身体に不思議と
優しい丸みを与えてくれている。
不思議なかんじ。
Ayaさんはまるで、若返ったようでした。


帰宅後、私達の様子から
犬たちも少し混乱してはいました。

特に繊細で、また最もAyaと近かったJoJoは
下痢と頻尿。それでも、普段と変わらない感じで
Ayaの側にきてくんくんと匂いを嗅いだり。
横に一緒に寝そべったり。

私達はそのままずっと
今は安らかな寝顔のAyaの隣で、また朝まで
泣いて、葛藤し続けました。
今日のこの日の出来事をこれからも
ずっと背負って生きていかねばね。

どちらか一方が、激しく自分を責めだし
罪悪感に苛まれるサイクルがやってきます。

それを一方が止めて、労り、慰め、
私達の揺るぎない深いAyaへの愛
この想いだけは、何にも恥じるべきでないと、
絶対に誇りに思うべきだとお互いに言い聞かせ
ました。

*****

夜中前、Ayaがお世話になった方々、
縁のあった方々、近親者のみに取り急ぎ
連絡だけさせてもらい、
(その中身やメールのことも実は
 あまり記憶にないのデス)

ーそしたら翌朝から続々と、
火葬の時間ぎりぎりまで多くの方が駆け
つけて下さいました。

皆さんの気持ちが本当に嬉しく…
いかにAyaさんが生前愛され、
みんなの記憶に残る犬となっていたのか
Ayaさん、見てる?
君は本当にすごいよ!

ー昨日は混沌とした気持ちの中、
しっかりとみなさんのお気持ちを
受け止めていれたかどうか、あまり自信が
ありません…どうかご容赦ください。

この場を借りて…

全ての、Ayaを想って下さった方々、
またAyaと縁のあったワンコ達に

本当にありがとうございました。


Ayaさんがたった1年7ヶ月間の
私達との生活の中、
半年近くも一緒にリハビリをがんばった。
二度の手術、その後また癌へと。

この濃密な時間の中で私達の絆は、
10年分の時間をも取り戻せるくらい
の強いものになったと信じています。

どこに一緒に出掛けても

「…もう帰りたい。」

そう言ってくれたこの家。

ここがAyaの帰る場所。Ayaの終の住処。
そしてそこに共に暮らす生涯の仲間。

やっとみつけた仲間だったから、
身体をちぎられそうな痛みにだって
きっとAyaは…
耐え続けるつもりでいたと思う。

でもねーAyaさん、

私達は私達で、
君を愛しすぎてしまいました。

愛しい愛しいAyaさんを、
これ以上の苦痛にさらす事なんて
とてもじゃないけど出来なかった。
Ayaさんが、私達を失いたくないと思って
くれるのと同じくらい、私達もね…

アイシテルんだよー。
そしてこれからもずーっと。


身体は召されたけれども、
苦しくなくなって、本当に良かった。

またいつでもこの家…私達のもとに
帰っておいで?
そして居たいだけ、いつまでも
一緒にいていいよ。

もし、せっかく治ったその脚で
走ってみたくなったら、
思いっきり走りにいっておいで。

いつかMinca、Bono、JoJoが
そっちへ行ったら、
この子達がはぐれないよう、
走って迎えに来てあげてね。

私達も
いつか必ずそっちでも会えるから。

その時は、いっしょに走り回ろう★

*****

もしかしたら

あなたが購入したサルーキのお母さんは、
Ayaかもしれません。

もちろんサルーキだけじゃなく、
日本全国に未だにAyaと同じ末路を
辿るかも知れない犬たちは五万と
います。

売り買いが無くなるのがベストだけれど…

せめて購入時に、
「この子の母犬にあわせもらえますか?」
ぜひそう聞いて欲しかった。

会わせないような業者やブリーダーから
決して”購入”なんかすべきじゃないです。


今日はとりあえず、ここまでで★

*****













































We love you, Aya

Aya




RIP AYA, 0829, 2015


I lived 19moths my second life 
*****

これまで当ブログでは、コメント欄を設けず
メールアドレスも非公開にしていましたが、

わざわざショップのお問い合わせフォームにて
心温まるメッセージを送って下さる方もいらっ
しゃり…
(お手間を取らせてごめんなさい)


今回、本記事にのみコメント欄を設けました。

「Dear our baby, Aya」
http://walkiedoggie.blogspot.jp/2015/08/dear-our-baby-aya.html

(コメント記入欄が表示されていない場合は、
 タイトルをクリックし直すと表示されます。)


ー必ず読みます。
そして必ずAyaに伝えます★

*****

Dear friends,

If you would like to leave any comment to Aya or us,
please refresh the URL bellow:

「Dear our baby, Aya」
http://walkiedoggie.blogspot.jp/2015/08/dear-our-baby-aya.html

Comments form should be down bellow.

Thanks in advance for your message xxx

2015/08/28

夢で会いましょう

昨日、
おそらく一睡もしていないAYA。

長い長い夜が明け、ようやく朝になり
今は時々、目を閉じてうつらうつらと
微睡んでいます。

本日の体温、36.5℃。
低いです。
毛布に包まりながら、これを書いている
私をじっと見つめてくれています。

片時でも姿が見えないと不安になるのか、
まくらをわざと外して
出血するリスクを犯してまで「側にいて」と
いうシグナルを出します。

慣れないケータイから書いているので、
読みづらかったらごめんなさいっ

*****

膀胱炎ではなく、膣炎でした。

癌細胞が全身に広がって免疫力が弱った今、
もうなにを併発しても不思議ではありません。



病院でこの時、AYAさんが初めて激しく
点滴を拒みました。

ありとあらゆる痛みや苦痛に耐え
乗り越えて来たAYAさんが、

もう点滴はイヤ!

と、手足を必死にバタつかせました。


この時、先生の口から初めて安楽死の
話がありました。

もし、
もうこれ以上彼女の苦しむ姿が耐えら
れなかったら…
君らからみて、彼女が逝く事を望んで
いると思うなら…

この数日、二人でそのこともよく
話し合ってみて、と。


「君らの今の苦しみとか、葛藤とか、
 悩んで、もがいて、
 まだ諦めきれない、なんとか生きて
 欲しい!っちゅう気持ちと…

 もう1分でも苦ませたくない、少し
 でも楽にしてやりたいって気持ち…
 
 それなー、イタいほどわかるでー。

 ほんで、どの道を選んだところで
 後悔するんやろうなぁ。

 この子の為にナ、
 もうしばらく苦しんで、悩んで、
 もがいたって。
 
 出来るだけ、後悔が少ないように。
 悔いが残らないように。

 この子が今もまだ生きて頑張ってんのは、
 間違いなく君らの頑張りやで?
 君らの深ーい愛の結果や。
 俺はそう思うで。
 
 がんばり!
 また何時でも電話しといで!」

ー点滴中、Ayaを優しく撫で、じっと見つ
めながらそう話してくれた先生。
いつの間にかAyaもじっとしていました。

夫が

「先生、僕たちだって…AYAに生きてて欲しくて…」

先生、

「…あったりまえや、そんなこと、よーく
 わかっとるで★」

数日よく考えますと病院を後にし、

昨朝、初めての吐血がありました。



今日は、丸二日殆ど寝てないAYAさんに
気管支拡張剤を処方してもらいにいきます。


彼女が平和に眠る、その寝息を隣で聞きたいと
お願いしたからです。

2015/08/26

無題

今朝4:30頃からずっと
Ayaさんの呼吸が苦しそうです。

今回初めて、
尿道から黄みがかった乳白色の…
膿のような液体が滴ってくるのを
確認。

かかりつけの先生にTEL。

もしかしたら、
膀胱炎を起こしてるかもしれない、と。
とりあえず指示どおり、
以前にもらってた抗生剤リレキシペット300を1錠流動食と一緒に与え、
夜に詳しく診てもらうことに。

今日は給餌もかなり慎重に、そして
量も通常の半分くらいにしています。

ずっと呼吸器が欠かせません。




神様。。。

2015/08/25

雑記/眠らせてあげて

外が嵐だと、なぜかまったりするMinca姉さん

前回のJoJoに続き、何故か首を痛めているBono…
手作り酸素マスク、迷走中デス (; ^ω^)

ー昨朝、
庭が妙に明るいなぁと思ったら…

あ!ジャンボ柿の木、無くなってる!…景色見えた!!

ここ最近、
あまり日本語を話していません(笑)
って変な話ですが、

日本語で話す時ミョーに緊張しますっ
書く分には、めっちゃ時間掛けて書いて
るので大丈夫なんですが
口語となると、ぴったしの単語がすぐに
思い浮かばず、なにキョドってるのと
不穏に思われていないか心配… (; ^ω^)

私的に1番楽なのが、
三か国ごちゃ混ぜの夫婦独特の話し方(苦)
(最もダメなパターン)

どれも中途半端(!?)ながら
3つ混ぜる事で1番言いたい事が
最も素早く説明できる、という。

ーなかなかめんどくさいでしょ? (#^.^#)

*****

だんだんと夜中に眠る事が難しく
なってきているAYAさん。

数十分置きに寝返りをうたなければ、
下になった方の肺に負担が掛かりす
ぎて、息苦しくなってしまう。

そうすると、何とか自力で寝返りを
打とうと、出せる力ふりしぼって
身体を揺するAYAさん。
その隣の揺れですぐ目を覚まし、
介助してあげる。

夜中に何度も目が合うけど、
たぶんほとんど目を開いたままかと
思われる。

夜の闇の中、
みんなで寝ていてもひとりぼっちで
はぁはぁと、でも静かに戦っている
AYAさん。

ーその姿を見ると、たまらない気持ちになる。

何か、方法はないのか?

日々様々な情報収集で、ブラウザの履歴は
腫瘍や薬、治療関連のサイトで埋め尽くさ
れている。

ただ、どんなに調べても
末期の肺腫瘍による呼吸困難だけは
酸素濃縮器の使用と気管拡張剤以外
ほとんど出て来ない。

なんとか、
夜中の呼吸を楽にしてあげたい。
ゆっくり寝かせてあげたい。

いろいろ考えあぐねていると、
どこからか

今すぐ強制給餌やめちゃえば?

とか、

”尊厳死”という方法もあるよ

そんな声が聞こえて来る気がする。


ーそれも、
全然間違ってはいないと思う。

犬はいつだって、
私達人間の決断に付き合ってくれる。



そこに、愛はあるか?
信頼関係はあるか?

それだけの差なんだと思う。


後悔しない方法なんて、一生かけても
見つからない気がする。


まだ介助すれば、前に脚を進めてくれたり、

自分できばって、とってもきれいなウンチ
ができたり、

そばに寄ると、「むーーーーーん」と
言ってくれたり、

そんな日々のささやかな手がかりだけで

もう少し付き合ってあげてももいいよ

と言ってくれてるもの

と、思っています。

2015/08/24

出血

金曜の夕方頃から、
AYAさんが今までに見せた事ないような、
たたずまいをしてた。
その姿になんだか言いようのない不安な
気がしてた。

月曜までかりつけの病院は夏休み。
どうかこのいやな予感があたりませんように…
何も起こりませんように…


ー20:30頃、
ふとAYAさんに目をやるとたった数分前には
なかった血だまりの中にAYAの顔が埋もれて
いた。

AYAーーー!と叫んだかも知れない。
NOーーー!と叫んだかも知れない。
自分でもよく覚えていない。

出血は鼻からだった。

どくどく止まらない。
血だまりの中には、ゾンビ映画でよく観た
脳みその欠片のようなものが混ざっていて
身の毛がよだった。

ー落ち着け、落ち着け私。

病院にTELしてみる。

やっぱり誰も出ない。お休みだもの。
おっとこまえ先生だって、絶対身体
やすめるべきだ。
10回鳴らして切った。救急に走るしかない。

切ったそばからTELが鳴った。

おっとこまえ先生が掛け直してくれた。

「…先生〜!ありがとうございますっ (T-T)
 は、鼻血が大量に出て、
 今も止まらないんです、うぅ。。。」

「…あの〜、落ち着いて
 どちらさんのなにちゃんですかね?」

は!
私ったら…どこの誰かも名乗っていなかった orz

「す、すいません、パニクってて
 …あの、XXXXです、犬のAYAです!」

「おー!OKOK、うん。わかった。
もう一回落ち着いて説明してくれる?」

一通り説明すると、

「…今から来るか?」

先生…
本当にありがたいデス <(_ _)>

でも、動かしてかえって出血がひどく
なったら…?

「私達がここで出来る事ありますか?
 何をすればいいですか?」

今夜は、出血が止まった後も出来るだけ
頭を肺より高くすること。
そして例の座薬…
何かあったときの為に、と渡されていた
モルヒネの何十倍の鎮静効果のある座薬
レペタンを今晩から入れてあげては?
ということでした。

ーついこの間話してた、「レペタンは逃げない。」
もう迷ったり時期ではないんだな。
二人で話して、初めてのレペタンを0.2mg注入。

そうそう、流れた血の中のゾンビの脳みその欠片
のようなものは、「血餅」<けっぺい>という血
の塊なんだそうです。
おそらく、休息状態だと思っていた肺腫瘍でしたが
じわじわと蝕まれ限界の領域に入ってきつつあり、
肺の中で出血がおき、溜まっていた血が気道を通って
出て来たのだろう、と。

右鼻腔内にグミみたいな欠片がひとつまだ残って
いたけど、ピンセットでひっぱったら思いのほか
ながーい麺状にズルッと出て来て…
意識朦朧のAYAが「やめて!」と嫌がったので、
ひっぱらなかった。

その判断は正しかったようで、
これを取ってしまっていたら、危うくもっと
出血していたかも知れなかった。

「またいつでも、何時でも、
 気にせんと掛けといで★
 …っていうか、携帯番号バレてしもとるし(苦笑)」

…先生、本当にありがとう!


レペタン注入後、出血も徐々に治まったものの
動悸、頻脈、呼吸の荒さが治まらない。

というか、むしろヒドくなった感がある。

なんで…?

30分程で鎮静効果が現れるはずなのに…


ー結局、朝まで尽きっきりで看病する。

翌朝からAYAさんは一切身体を動かせず
立てず。どこにもまったく力が入らない。
かろうじて動く瞳だけは、キョロキョロ〜

…AYAさん、泣いてるの?
泣かないでよ、AYAさん…

*****

AYAを乗せて車で1時間のいつもの病院に向かう。
週末は相変わらず混雑していた。

修理してもらったエアコンが効いてくれてて
本当に良かった。
それでもAYAさん、かなりぐったり。
呼吸も未だかなり荒い。

***

「…え!?なんで??」

病院に到着してびっくり。
外まで人や犬たちが並んで待っていた。

お盆休みなのになんで?
急患って私達だけじゃなかったの?

そして相変わらず、院前には3台程停車中。
迷惑きわまりない。
外に並んでいる人達だけ見ると、どう見ても
急患には見えない。
中を除いてみても、重篤そうなペットは
うちを除いて2匹程。

看護婦さんに事情を聞いてみると、
開けてたらいつのまにやら沢山来られまして…
と苦笑。
休みだと気付かずに、普通に開いてると思った
人達がどんどん入って来ちゃったんだ。

こ、断らないのねっ、診てあげるのねっ

…やさしすぎるよっ
そんなのなまやさしすぎるよぉ orz


そんなわけで、離れた駐車場内で待つも
停車中の車内の温度はさすがに上昇の一途。
だんだんとエアコンが効かなくなってきて
このままでは前回の二の舞に。。。

いっぱいの待ち合い室に
カートのAYAを入れさせてもらう。
そしてその直後に順番が廻って来た。

診察室の先生は、Tシャツ姿 (; ^ω^)

「あの…もしかして、私達の為に開けていた
 だいたもんで、こんな収集着かない事にな
 っちゃった…とか?」

「ハハハ…」と言いながらお手上げポーズ
 で苦笑い。

笑ってるけど先生、相当お疲れに見える。
うちのせいでもある…申し訳ない。

ーこれから、こういうことはあると思うからー
と止血剤をもらい点滴を打ち、レペタンは引続き
6時間おきに続けてみてと言われた。
あまり改善された兆候がなかったことも伝えた
けど、レペタンは非麻薬系で副作用の心配もほと
んどない薬なので、もう少し試してみてと言われた。

*****

帰宅直後、また鼻出血。

きっと長距離で疲れたんだろう。
何度も抱き上げた際、頭を低くうなだれてた
そのせいもあるんだろう。

もらってきた止血剤。目薬の要領で鼻穴に数滴
垂らした。しばらくするとすぐ治まった。

ただ、レペタンを続けるうちに
身体はまるで抜け殻のようで、全身にピクリとも
力が入らない。そして症状も改善されないし
AYAの身体に本当にトランキライザーの役割を
果たしてくれているのかも疑問になってきた。

糸が切れた操り人形状態のAYAに、この上まだ
給餌をしていいものかどうか…

自分が鬼に思えても来る。

「確かにここからは正念場や。
 …けどなー、やめんとったって。
 ここまでがんばって、一緒にやって来たんや。」

普段私達の意見を最大に尊重して
決してご自身の考えをごり押しすることのない
先生が、珍しくそう言ってくれた。

止めるときは、逝く時。

私達が作って、
それがAYAの身に入っていく”お薬”。
普通のお薬にはない、愛情や想いが
そこには詰まっている。

そう思いたい自分たちがいる。
食すことのできる、そのギリギリ与えられた
時間までやってみよう、と二人で話した。

*****

「もう今日こそは!絶対散歩に行こう♪」

その日の夕方。
少し涼しい。晴れてくれてる。
AYAさん、しんどいと思うけど
私達のわがまま、聞いてくれる?


みんなで車に乗って、
よく行った公園に向かった。

みんなで車でお出かけなんて…何ヶ月ぶり?

ハンドル握りながら、そうそうこの重さなんだよな!
って覚えてた★ 四等分の重さがなんとも嬉しい。

公園について、AYAさんをカートに乗せ
みんなで歩いた。

AYAさん!
寝てもいいよ〜 (T-T)風と空気さえ感じれば!

1分1秒でも惜しいから
ゆーっくり、ゆーっくりみんなで歩いた♪



*****

夜はやはり呼吸がしんどくなるのか、
ずっと目を開けたままです。

ここに来て、これまでさほど嫌がらなかった
呼吸器にも拒否反応を示すようになり、
マスクを装着せず、近くに置いておくだけでも
「見たくない!」とそっぽを向きます。

なので、本当に手の掛かる事 (; ^ω^)
もうほぼずっと一緒に起きていますっ

いっぱい困らせて、手を焼かせて、
私達に足りなかった、もっと欲しかった『時間』を
濃密なものにしてくれている気がしてます。

そんなことしなくったって、
絶対にAYAのこと、忘れたりなんか
するはずないのにネっ

*****

レペタンは一時中断しました。

中断してから、少しなら立っていられたり
水を飲みたい!やおしっこしたい!という
アイコンタクトも復活しました。

JoJoっちと内緒話だってできる (#^.^#)
なにひそひそ話してんの〜…?

今日は朝までほぼ一緒に付き合ったので、
今はとてもおだやかに眠ってくれています。

眠れる今のうちにいっぱい寝とくんだよ、
AYAさん★

夜なら心配しないで!
とことん付き合うからさ〜











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